今回は6月に一番多く発生する虫の対策についてお話しします。

建物回りには様々な虫が存在します。ワラジムシ、ゲジゲジ、ハエ、アリ、蜂（スズメバチ、シマバチなど）

カメムシ、蚊、クモ、など取り上げたらきりがありません。これらはそれなりの住み着きやすい理由があるから

寄ってきます。その原因を理解して対策を講じるのがいいと思います。

１）紫外線によって来る虫は照明をＬＥＤに変える。

　　ＬＥＤは紫外線を出しずらいので寄ってくる虫が減る。

２）建物回りの乾燥化

　　建物回りの犬走り部分には砂利が敷いてあります。ここが雑草や湿った状態だと雑草の根を食料にしたり

　　住みかにしやすくなります。

３）窓の隙間や網戸の状態を確認する。

　　網戸が破れていたり、隙間がある状態を改善してください。特にカメムシは2ミリの隙間があれば侵入して

　　来ます。また網戸もメッシュの目が細かいものほど虫の侵入を防ぐことができます

４）風通しのいい隙間を作らない。

　　蜂の生態として涼しく乾燥した場所を好みます（特に黄色スズメバチ）。軒などに隙間があると営巣

　　しますから注意です。

５）室内にアリやゲジゲジ、ワラジムシが出る場合は侵入経路を絶つ。

　　アリは床と幅木の隙間や、窓回りから入ることが多いのでその経路に殺虫剤や、忌虫剤をまくと

　　効果があります。また意外と見落とされていることが多いのですが、排水管の差し込み口の隙間から

　　入って来ることもあるので注意しましょう。