立春を迎えだんだん日が長くなり雪解けに向かいつつある昨今ですが、この時期気を付けなければならない事が

あります。それは融雪による障害です。たとえば1ｍ積もった雪が解けて50センチになるとします。1ｍの雪の中に

あったものはさらに50センチほど地面に引っ張られます。この現象がいろいろな問題を起こします。

たとえばオイルタンクの下に出ている配管はコイル状にして余裕をとっていないものは引っ張られて配管が抜けた

り、雪の中に埋まっている枝は折れ、華奢なフェンスは折れ曲がり、時には埋もれた物置の庇さえも折れてしまい

ます。その力は大きく豪雪地帯では校庭の鉄棒が曲がってしまうこともあります。雪が解け始めるとちょっと安心

して除雪がおろそかになりがちですが、今一度建物回りをチェックしてみてはいかがでしょう。