リフォーム工事部の三岩です。春に向けてリフォームを考えられている方が多くなったせいか

現地調査をすることが増えてきました。そこで気づいたことを話します。

地盤のよくない地域では、地盤が下がっていることが多いことです

新築当初は杭を打って家が傾かないように対応しているのですが、周りに家がどんどん建ち

道路はアスファルトや排水設備が完備されてくると地面に吸収されていた雨水などが少なくなり

地面の地下水位が下がります。今まで地下水の浮力があったのがなくなるのですから泥炭や

軟弱な土質の地盤が自重で下がっていきます。建物は杭が効いているため下がりませんが

建物回りの排水設備や給水設備は引っ張られて折れ曲がったり、抜けたりすることも起きてきます

以前地下水のくみ上げすぎで地盤沈下したことがありましたが、これも同じ現象なのです

もしどうしてもこのような地域にすまなければならない場合は周りの環境を判断しこれ以上

下がらないような沈下の落ち着いた地域を選ぶことが大切です