COZYの中古住宅専門店 TOP > スタッフブログ > 天井材「ジプトーン」とは?リフォームでの使い勝手も解説
2025/07/09
こんにちは。今日は天井材の「ジプトーン」という材料について書きたいと思います。
現在の主流は、壁も天井も石膏ボードの下地に壁紙の仕上げがほとんどですね。
ですが、30年前後経過しているマンションや戸建てだとよくこの「ジプトーン」という天井材を目にします。
これは石膏ボードの表面が模様付になっており、これをそのまま仕上げとして使えるようになっているので、クロス(壁紙)を貼る手間が省けます。
この模様のほかにも花柄やいろいろな柄があります。
ジプトーンは模様付きでそのまま仕上げられる便利な素材ですが、壁紙を貼りたい場合は注意が必要です。
メリット | 注意点 |
---|---|
クロス不要でコストや工期が抑えられる | 表面の凹凸があるため、パテ処理をしないとクロスがうまく貼れない |
仕上げ済みのため、すぐに施工できる | 年数が経つと見た目が古く感じられることも |
以前、トイレの換気扇交換工事に伴い、既存の天井材を一部張り替える機会がありました。
リフォームの場合、この天井材だと石膏ボードを貼りなおしてクロス仕上げにするのがほぼでしたが、トイレの換気扇交換に伴い、この天井材を一部張りなおしたのでジプトーンを発注しました。
昔のと基本的には変わってませんが、ボコボコ感が少しすっきりしたように感じます。
ですが基本的に石膏ボードなので、厚みも9.5mmあり、450×900角ですが重さがあるため、施工時の持ち運びや天井への固定には十分な注意が必要です。
ジプトーンは古い住宅でよく使われてきた定番の天井材
リフォーム時には張り替え or クロス対応の判断が必要
費用を抑えつつ内装を整える選択肢のひとつとして、現在も活用可能です。
このジプトーンが昔風に感じられるところもありますが、それがまた魅力になる場合もあります!
「古い天井材をどうすべき?」「ジプトーンにクロスは貼れる?」など、リフォームに関するご相談はお気軽にお問い合わせください。